これであなたも健康美人‼ ビタミンC粉末の5つの使い方
劣化が少なく美容健康効果を期待できるビタミンCの粉末パウダーですが、どのような使い方をすればいいのでしょうか。
ビタミンCの粉末パウダーの使い方には、次の5つがあります。
- ビタミンC 粉末をそのまま経口摂取する。
- ビタミンC 粉末を料理や自作ドリンクの材料とする使い方。
- ビタミンC 粉末を美容液など溶かして、経皮吸収させる使い方。
- ビタミンC 粉末を塩素除去用の浄水剤とする使い方。
- ビタミンC 粉末を入浴剤とする使い方。
次章以降で、それぞれの使い方について、くわしく説明します。
ビタミンC粉末をそのまま経口摂取する使い方
まずは、ビタミンC粉末を口から飲む方法です。
ビタミンCは酸味が強いので、ビタミンC粉末だけで飲みこむのは酸っぱすぎて困難です。
そこで、薬の粉末を水と一緒に飲むように、ビタミンC粉末を水やお茶と一緒に飲みこむことになります。
多少酸っぱいですが、慣れればこの飲み方が一番簡易にビタミンC粉末を摂取することができる方法となります。
ビタミンC粉末を飲む分量は、一回あたりおおよそ1g(1000mg) 、小さじで1杯程度が適量です。大体の目安分量でいいので、あまり神経質になる必要はありません。
これを、できれば、1日に複数回、できれば2~3時間おきに摂取し続けることをおすすめします。一度に大量に飲むよりは、少しづつ小さじ1杯を何度もわけて飲むことが重要です。
まあ、現実には2~3時間おきに摂取し続けることは難しいでしょうし、1日3回朝昼晩に摂取でもかまいせん。飲み続けないよりはマシですので。
ビタミンC粉末だけで飲みこむのは酸っぱすぎてムリという方や、胃が弱い方は、ビタミンC粉末に、食用の重曹(炭酸水素ナトリウム)と混ぜて、一緒に飲むことをおすすめします。中和されて酸味が消えますので、飲みやすくなります。
こちらも、ビタミンC粉末が小さじ1杯に対し、重曹も小さじ1杯の割合で問題ありません。
中和されて酸味が消えても、ビタミンCの抗酸化作用なのど美容健康効果に変わりはありませんので、ひと手間かかりますが、こちらのほうがおすすめかもしれません。
また、小さじ1杯のハチミツに、ほんの少しの、ビタミンC粉末を混ぜて食するという方法もあります。
小さじにハチミツとビタミンC粉末を2:1ぐらいの割合で乗せて、小さじの上で混ぜ合わせてください。ビタミンC粉末がハチミツに混ざって、白く濁ってきたら、さじごと口に入れて舐めちゃってください。甘酸っぱくてメチャクチャ美味しいですよ。
ハチミツは、ビタミンミネラルが豊富なんですが、ビタミンCだけは入っていないので、このビタミンCハチミツは、めちゃくちゃ身体に良いんです。ビタミンCハチミツだけでも、全てのビタミンとミネラルが賄えるぐらいなんで
あっ、使用するハチミツは、加熱処理をしていない天然ものハチミツじゃなければダメですよ。加熱処理をしていたり、加工しているものは、太るだけで、逆に体に悪いので、ご注意ください。
ビタミンC粉末を料理や自作ドリンクの材料とする使い方
次に紹介するのは、ビタミンC粉末を料理や自作ドリンクの材料とする場合の使い方です。
ビタミンC粉末をそのまま飲むのは、酸っぱすぎて、正直きついです。それに、毎回、薬のように粉末状ビタミンCを飲み続けるのも、大変かもしれません。
そこで、ビタミンC粉末を、日々の食事の調味料や自作ドリンクの材料として使うことが、考えられます。
ビタミンCドレッシングや、レモン酢のかわりにビタミンC酢を作ったり、カルパッチョや酢の物の酸味付けに使ったり、料理での用途は無限にあります。
ビタミンC酢を使うぐらいなら、レモンを搾ればいいじゃないかとの意見も聞こえてきそうですが、実はレモンからではビタミンCは、あまり摂れないのです。
レモン1個あたりのビタミンC量は、約20mgしかありません。もし、必要量の1000mgを摂ろうとすれば、レモン50個も食べなくてはならない計算になります。しかも、レモンのビタミンCは、収穫下直後かから減少続けるので、実際には、レモン1個あたり20mgもビタミンCが残っているかも怪しいです。
でも、ビタミンC粉末なら、1000mg摂るのに小さじ1杯だけで充分なのです。
ビタミンC粉末を自作ドリンクの材料とする使い方もおすすめです。スムージーに足したり、市販の飲料水に混ぜたりしてもいいでしょう。
また、ビタミンC蜂蜜イオン水なんてのも作れたりします。蜂蜜の各種ビタミン・ミネラルと、ビタミンCがベストマッチして、万能のビタミン・イオン飲料に仕上がります。市販のスポーツドリンクなどよりずっと健康的です。
ビタミンC蜂蜜イオン水の分量
- 水 500ml
- 天然はちみつ
大さじ2杯
- 天然塩
小さじ1/4
- ビタミンC粉末
小さじ1/4〜1/2
天然塩は、必要に応じて減らしてください。また、ビタミンC粉末の代わりに、半分をクエン酸粉末に置き換えても、健康的です。
なお、液体にビタミンCを溶かした状態だと、劣化しやすいので、1日飲む分量つづを作ることをおすすめします。1日だったら、劣化の心配はしなくても大丈夫です。
ビタミンC粉末を美容液などに溶かして、経皮吸収させる使い方
3番目に紹介するのは、ビタミンC粉末を美容液などに溶かして、経皮吸収させる使い方です。
ビタミンCを液体に溶かし込むと、酸化が早まり劣化しやすいのですが、1日で使い切ってしまうのなら、ビタミンCを液体に溶かして使っても支障はありません。
事前に作り溜めしておくことはできませんが、使う分量づつ美容液・化粧水やハンドクリームなどにビタミンC粉末を混ぜ込んで、美容液・化粧水やクリームとして使うのは効果的です。劣化していないフレッシュなビタミンCを皮膚から吸収できるので、美肌効果が極めて高いといえます。
混ぜる基剤となる美容液や化粧水、ハンドクリームは、何でも構わないのですが、クリームのニベアとの相性は特にいいようです。
ニベアに対するビタミンC粉末パウダーの分量
- ニベアに対してビタミンC粉末2~5%を塗り込む
- ニベアを指で一塗りに対し、ビタミンC粉末小さじ1/4 ぐらいを混ぜ込む分量となります。
ニベア以外の美容液や化粧水、ハンドクリームでも、ビタミンC粉末が2~5%になるように混ぜ込んで使ってください。
ビタミンC粉末を塩素除去用の浄水剤とする使い方
4番目に紹介するのは、ビタミンC粉末を塩素除去用の浄水剤とする使い方です。
水道水には、殺菌のため次亜塩素酸(カルキ)が添加されています。次亜塩素酸は活性酸素の一種で、酸化作用で殺菌しているのですが、実は人間にも害となるものです。
病弱時など、生水を飲むのがキツいのは、次亜塩素酸が悪さをしているからです。次亜塩素酸をそのままにして水道水を飲料や料理に使うのは、有害な活性酸素を体内に取り込むようなものです。
しかし、ビタミンC粉末なら、その抗酸化作用により、活性酸素である次亜塩素酸を無害化できます。
次亜塩素酸(カルキ)除去用途なら、1Lあたり、耳かき一杯程度でも充分に無害化できます。この分量なら、酸味を感じることもありませんので、料理や飲料に使っても支障はありません。
ビタミンC粉末を入浴剤とする使い方
最後に紹介するのは、ビタミンC粉末を入浴剤とする使い方です。
上で述べたように、水道水には活性酸素である次亜塩素酸(カルキ)が含まれており、これが身体に害を及ぼします。特に、お風呂のお湯は、熱により次亜塩素酸が活性化して、活性酸素の悪影響が大きくなってしまっています。
そのため、次亜塩素酸(カルキ)が除去されていないお湯に入浴すると、肌荒れやアトピーなどの原因となります。
日本では、お風呂に柚子などの柑橘類を入れる習慣がありますが、これは、柚子のビタミンCを使って、次亜塩素酸(カルキ)を無害化する意味があります。
ビタミンCを入れると、抗酸化作用で、お湯の中の次亜塩素酸(カルキ)から有害な活性酸素を除去できるのです。
柚子を使わなくても、毎日の入浴に、ビタミンC粉末を入れるだけで、お湯の中の次亜塩素酸は無害化できます。
湯舟1杯に対し、ビタミンC粉末を小さじ1杯(約1g)程度の分量を入れるだけでいいので、柚子よりも簡単です。
毎日のお風呂に、ほんの少しビタミンC粉末を入れるだけで、お肌がつるつるになりますよ♪
まとめ: ビタミンC粉末をストックしておきましょう。
上で述べたように、ビタミンC粉末には、5つの使い道があります。どれも、美容健康にとても効果のあるものです。
- ビタミンC 粉末をそのまま経口摂取する。
- ビタミンC 粉末を料理や自作ドリンクの材料とする使い方。
- ビタミンC 粉末を美容液など溶かして、経皮吸収させる使い方。
- ビタミンC 粉末を塩素除去用の浄水剤とする使い方。
- ビタミンC 粉末を入浴剤とする使い方。
粉末状態のビタミンCは、長期保存しても劣化しませんし、自宅にストックしておくことをおすすめします。
(文責:山中しんじろう)